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【仙台市青葉区の歯医者】歯並びは子どもに遺伝する?歯並びに影響する3つの癖
こんにちは。
仙台市青葉区の歯医者【東照宮さくらファミリー歯科】です。
「自分の歯並びに自信がなく、子どもに遺伝しないか不安……」
このようなお悩みを抱える保護者の方も少なくありません。
本コラムでは、「歯並びと遺伝の関係」や「子どもの歯並びに影響を与える習慣」について、わかりやすく解説します。
歯並びそのものは遺伝しない
「子どもの歯並びは親からそのまま遺伝する」と考えている方も多いかもしれません。
しかし、実際には歯並びそのものが直接遺伝するわけではありません。
ただし、歯並びに影響を与える遺伝的な要因がまったくないわけではないのです。
遺伝するのは歯の大きさや顎の骨格
歯の大きさや顎の骨格などは、親から子どもに遺伝します。
たとえば、顎の骨格が小さいお子さんの場合、歯が並ぶためのスペースが不足することで歯並びが乱れる可能性があるでしょう。
また、歯が比較的大きいケースにおいても、同じようにスペース不足から歯並びに影響することがあります。
不正咬合のリスクは小児矯正で軽減可能
歯や顎の大きさが遺伝したからといって、お子さんの歯並びが必ずしも乱れるわけではありません。
しかし、不正咬合のリスクを軽減するためには、小児矯正が有効です。
お子さんの歯並びが気になる方は、ぜひお早めに当院までご相談ください。
歯並びに影響する子どもの3つの癖
歯並びは、生活習慣や日常の癖によって大きく左右されることがあります。
ここでは、特に注意したい子どもの3つの癖についてご紹介します。
【癖その1】指しゃぶり
指しゃぶりは赤ちゃんにとって自然な行動ですが、大きくなっても続く場合、歯並びに影響する可能性があります。
前歯がとび出る「出っ歯」や前歯がかみ合わない「開咬」といった不正咬合のリスクが高まることがわかっているのです。
4歳を過ぎても指しゃぶりが続く場合は、当院までご相談されることをおすすめします。
【癖その2】ポカン口
お口が開いたままになる「ポカン口」は、口呼吸をするお子さんに見られる癖です。
口呼吸が癖になると舌が下がり、前歯の歯並びが乱れることがあります。
また、舌が下がると上顎に圧力がかからず、顎の発達に影響することもあるでしょう。
【癖その3】頬杖
頬杖をつく癖は、顎の発達に影響をおよぼします。
下顎に特定の方向から圧力がかかることで、顎や顔がゆがむ原因となるのです。
小児矯正で指しゃぶりなどの気になる癖を直しませんか?
子どもの歯並びは遺伝的原因もありますが、日常的な癖も影響します。
お子さんの様子を見ていて、気になる点があれば早めに歯科医院に相談することが重要です。
仙台市青葉区の【東照宮さくらファミリー歯科】は、「キッズ診療室」を完備しており、お子さんに寄り添った歯医者です。
小さなお子さんも通いやすいように、バリアフリー設計の院内にはおむつ交換台もご用意しています。
※矯正歯科治療は自費診療です。